『投げ捨ててはなりません」 M・F
昨年の11月ごろ伯母に会いに行くために、国道27号線を綾部から福知山に向けて車で走っていた。やがて道沿いに、かつての私の母教会があった場所にさしかかった。
国道の真際に、いきなり扉があるその建物は、隣の建物と密着してたっていた。小さな小さなみすぼらしい建物だった。12歳の女の子がここでイエスさまを信じた。今思えば一生の決断だった。
(ここで世間知らずの子供が重大な決断をしてしまった。本当にこれが正しかったのか?)という、複雑な思いが心をかすめた。間髪をおかず「投げ捨ててはいけません」という声があった。
それがみことばであることが次の瞬間に分かった。「ですから、あなたがたの確信を投げ捨ててはなりません。それは大きな報いをもたらすものなのです。」(へブル10:35)
そうだ。ここは永遠のいのちを神様からもらった場所。私は今「天国への切符」を握っている。
私にはまことの神様を選ぶなどという知恵も知識もなかったし、そして今もない。神様が私を選んでくださった。絶対これを投げ捨てるようなことがあってはならない。
「あなたがたがわたしを選んだのではありません。わたしがあなたがたを選び・・・」(ヨハネ15:16)
そんなことを思っている間に、車は市境をまたいで福知山市に入っていった。