『価値』 三国克彰長老
昨今、ルッキズムという言葉がメディアを中心に浸透しています。
テレビでも「美しすぎるアスリート」など、表現に見た目を付け加えられますよね。
日常で、「痩せた?」など聞くことも、それは「太っていることは良くない」という意味に解釈され、知らず知らず自分や他人を外見で評価している。
そして、時には相手を傷付けてしまう事もあるとテレビ評論家が話していました。
「できる男はヒゲ脱毛」と言ったようなコマーシャルもあり、外見により能力の価値観までもが印象付けられてしまいます。
外見が良く見える事は悪い事ではないのですが、ルッキズムの問題点は「外見が良くなければ、価値がないと思い込まれてしまう事」ではないでしょうか?
聖書には、『私の目には、あなたは高価で尊い。』(イザヤ43:4)とあります。
神様の目から見たとき、私たち人の価値は他者との比較ではなく「あなたそのものに価値がある」と書かれているのです。
外見も価値の一つではあるかもしれませんが、外見や能力関係なく、神さまは私たち自身を「価値あるもの」とされていることは非常に感謝なことです。
いろいろな風潮もある現代社会ではありますが、神さまの言葉により惑わされずに歩んでいきましょう。